ももせいづみさん 家事ラク インタビュー



“ゼロ地点家事”と家づくりについて

―家事や暮らしを楽しんでいくためのアドバイスをいただけますか?

ひとつは家事についての関心を高めていくことです。
私は“ゼロ地点家事”といっていますが、家事ってマイナスに起こって いるものをゼロに戻すという作業が大半を占めています。
汚れたら拭く、無くなったら補充をする。しかも自分が汚したものをキレイにするのに比べ、他人が汚したものをキレイにするという作業は精神的負担が大きいです。それが子ども2人と旦那の3人分汚れたものを元に戻すという作業を1人に引き受けさせるというのは本当に酷だと思っています。
なるべくその負担を軽減させてあげる。そこを軽減させてあげないと、暮らしを楽しむことは絶対に生まれません。家事の省力化・ユニバーサル化がとても大切です。

といっても、楽しめる家事もいっぱいあるので、家事全部を合理化するのではなく、“ゼロ地点家事”を意識して、誰がどれだけの手間を掛けているのかをみんなで考えいくことが重要。
「1階で洗って、3階のベランダに干して、2階のクローゼットに戻す」っていうことを実は黙々とやっている人が家にはいるってことに関心をもってもらいたいですね。

もうひとつは“ゼロ地点家事”を軽減していくことです。
家の構造や間取り、住宅設備で軽減するものもあるので、それに対する家の役割とか責任ってとても大きいと思っています。だから家を建てるときに“ゼロ地点家事”という視点をもってもらうことが楽しめるゆとりにもつながっていくと思います。

逆に“ゼロ地点家事”を省力化させて、楽しい家事や暮らしを楽しめるゆとりをつくるというのが、これからの家づくりに求められる力だと思っています。

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