第15回 キッズデザイン賞受賞!
「あと伸び」とは自分や相手の感情を理解してコントロールできる、目標達成に向けてがんばれる自分を俯瞰して見ることができるなど、社会の中で他人と関わりながら生活していく上で大切な【能力】のことであり、成長の過程でどれだけ身に付けていけるかが重要であると言われています。それは学習などで身に着ける知能とはまた別の力。 子供が将来的に成功して幸せになるための力=「あと伸びする力」を身に付けるための基礎を作るのが幼少期であり、そのための舞台として大きな役割を果たすのが家なのです。
共働き家族は働きながら、育児や家事に毎日大忙し。家事を効率良くできれば。片付けが簡単にできれば。子どもが自立できれば...そんな共働き家族が抱える問題を解決し、子どもも親も家族全員が充実した毎日を過ごせるように、これまで力を入れてきた家事や子育てに効く間取りに、OB のお客様から「こうだったらもっといい」の声をプラスして生まれた家が「トモラクの家」です。
「大変な毎日を充実した毎日に!」をコンセプトに、子育てママがかかえる家事ストレスを軽減する【家事シェア提案】【片付けしやすい収納】【子供の自立を促す間取り】を組み込んだ新しい提案です。家事動線と子供の生活導線「キッズ導線」をワンフロアで完結させ、子どもの自立促進と家事シェアで家族みんなが協力して暮らせる住まいを実現しました。
お子さんが家づくりを通して参加したワークショップ等のイベント写真や記念品、10 年後の自分と家族への手紙をタイムカプセルに入れて住居お引渡しのときに床下に格納します。そして10 年後に迎える「10 年点検」のときに床下から取り出して開封します。
家づくりを行っていた 当時の思い出を10 年後に家族が集まり、改めて振り返ることで、共に過ごした10 年と いう年月から得られる「お子さんの成長」と「住まいへの愛着と価値」 を実感でき、お子さんの「ものを大切にする心」 を育み、家族がコミュニケーションをとる機会をつくることができます。 保全を目的とする一般的な住宅点検や床下という余剰空間を使って、お子さんの創造力育成という新しい価値を与える「床下タイムカプセル」です。
子どもに対しても敬意を払って、アルネットホームのスタッフがそれぞれ自己紹介とともに『子供名刺』を渡しています。そして、子どもたちは名刺を通じて学校では学ぶことのできない、様々な職業や仕事内容、責任やチームワークの大切さを知るきっかけづくりです。
家づくりでは多くの人々が関わり進められています。子どもと社会との接点が少なくなっている今、家族が社会の仕組とともに進める自宅建築は、子どもが社会と接する最良の機会となっています。自己紹介とともに子供名刺を渡すことで、様々な職業の仕事や責任やチームワークの大切さを知る場としてほしい。そのきっかけとなるのが子供名刺です。
新築を機に自分で考えてモノごとを作り上げていきます。どんな部屋にしたいか考える「計画」。ワークショップやイベントでの「訓練」。計画と訓練を実行する「実践」。と、この 3 つのプロセスでモノ作りの体験をし、「技能習得」で未来の夢を膨らませることができます。アルネットホームのワークショップやイベントでの自分の部屋づくりは、子どもの「感性」「創造性」の育成に繋がっています。
新築を機に自分の部屋を持つ子どもは多く、ただ親から与えられるのではなく自分で考えて作り上げて行くのが当プロジェクトです。どんな部屋にしたいかを考える「計画」。ワークショップやイベントでの「訓練」。計画と訓練を実行する「実践」。この 3 つのプロセスで、貴重な体験をし「モノづくり」や「技能習得」で将来の夢を膨らませることができる場となっています。