「住む」を考える

第一回

ちはるさんが考える居心地のよい住まいとは? ちはるさんが考える居心地のよい住まいとは? ちはるさんが考える居心地のよい住まいとは?

インテリア好きとして知られる、ちはるさん。自宅やオーナーを務めるカフェのセンスあふれるインテリアには、多くのファンがいます。第一回目のテーマは、ちはるさんが考える居心地のよい住まいについて。家づくりをした当時のエピソードを始め、アルネットホームの設計士・石橋将人がお話を伺いました。

ちはるさんがマイホームを建てた際、
どんな点にこだわりましたか? ちはるさんがマイホームを建てた際、
どんな点にこだわりましたか? ちはるさんがマイホームを建てた際、
どんな点にこだわりましたか?

ちはるさん - 今住んでいる家を建てたのは15年前。せっかくイチから家を造るんだから、全部こだわりたい!と思っていました。35年もローンを組んで買うし、妥協はしたくなかったですね。
石橋 - 自由設計ができるハウスメーカーに依頼したんですね。ちはるさんが、特にこだわったのはどんなところですか?
ちはるさん - 建材、パーツなどの内装から間取りまで全部。当時はカントリースタイルのアンティークが大好きだったので、ドアノブ一個も好みのものが見つかるまで探しました。探す過程もうきうきして楽しかったなあ。
石橋 - 最近はパーツや建材の種類も豊富になって、一般の人が買い求めることも普通になりましたよね。でも、その頃に施主支給している人は珍しかったんじゃないですか?
ちはるさん - そうですね。「こんな家がいい」というイメージがはっきりしていたから、内装に限らず、家具や照明も事前にレイアウトまで決めていたほどです。
石橋 - 設計士としては、イメージが固まっていると提案がしやすいのでうれしいですね。

建てたときと現在と、「居心地のよい家」
についての考え方は変わりましたか? 建てたときと現在と、「居心地のよい家」
についての考え方は変わりましたか? 建てたときと現在と、「居心地のよい家」
についての考え方は変わりましたか?

ちはるさん - その当時は、自分の好きなものを集めれば、居心地のいい家が完成すると思っていました。でも、16年住んで感じたのは「好きなものは変わる」ということですね。
石橋 - 年齢による好みの変化やライフスタイルの変化によっても、家に求めるものは変わります。自分の好みだけを家に反映すると、10年後、20年後に飽きがくるかもしれませんね。
ちはるさん - 見た目やデザインにこりすぎると、生活しづらいこともあると実感しました。今は生活のしやすさを最優先に考えたい。
石橋 - 間取りや素材などは、汎用性があった方がいいですね。
ちはるさん - これから家づくりをする人には、「自分も変わることを忘れないで!」と声を大にして伝えたいですね。家づくりは、長い目で考えることが大切だなと感じています。

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