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国が集計・発表している公示地価とは、実際の取引事例をもとに不動産鑑定士などが判断したものです。
■公示地価 4.8万円/㎡ (幸手市中5丁目)
・1990年のバブル崩壊以降下げ続け、2006年に5.7万円/㎡で底をつけました。
・2007年に「住宅ミニバブル」という団塊ジュニアの世代が住宅一次取得の年代に入り、住宅購入が増えたために土地は底打ちして、少しながら上昇しました。
・2009年には、ミニバブルも終了し、リーマンショックも重なり、地価は再び減少し始めました。
・2012年に5万円/㎡を切った後は、同水準で横這いが続いています。
国土交通省・公示地価のホームページより引用
幸手市の注文住宅の住宅着工戸数は、2019年101戸で前年度比+7%。
2010年は181戸と多かったのですが、2011・2012年は数を減らし、2013年は消費増税駆け込み着工で164戸と一旦増えました。しかしその反動で2014年は113戸、2015年は90戸と2012年の127戸よりも減少していきました。その後は100戸前後で横這いが続いています。
国土交通省・住宅着工より引用
幸手市の戸建分譲の住宅着工戸数は、2019年46戸で前年度比-40%。
2013年から2015年までは、消費増税の駆け込み着工、また消費増税導入後の反動減もなく90戸台を維持し、2017年には一旦100戸を越えましたが、その後は減少傾向が続いています。
国土交通省・住宅着工より引用
<戸建て分譲住宅>
幸手市の戸建分譲の販売平均価格は、2,284万円。
戸建分譲は、販売件数で最も多いのが徒歩11~20分以内で販売平均2,365万円。土地が平均165㎡と中間的な大きさであるために、販売価格が抑えられています。
駅徒歩21分以上は、土地単価が安くても、平均326㎡と大きいために、販売価格は平均2,412万円と最も高くなっています。
<土地購入+注文住宅>
幸手駅から徒歩11~20分以内の土地がリーズナブルで販売も多く、平均200㎡×3.6万円/㎡=約720万円。
この200㎡の土地に、注文住宅の建物価格を2,000万円とすると、土地+注文住宅で2,720万円。
<まとめ>
都心ターミナル駅まで乗車時間50分前後の埼玉県の主要路線の駅の中では、東武日光線・幸手駅の土地がリーズナブルでねらい目。駅から徒歩11~20分の土地で200㎡=約720万円。
ここに注文住宅(建物価格2,000万円)を建てると2,720万円。
戸建分譲で約2,365万円(土地165㎡・建物100㎡)と、注文住宅のほうが350万円ほど高くなりますが、自分の趣味・嗜好や家族の成長、間取りの使いやすさや性能・機能の差を考えると注文住宅のほうがおすすめだと言えます。