家を建てる時に利用できるローンに、長期固定金利の「フラット35」という住宅ローン商品があります。
長期固定金利ですので、毎月の返済額が一定いうメリットのあるローンで、最初は「証券化支援による新型住宅ローン」(2003年10月)としてスタートし、2004年12月に「フラット35」となりました。
家を建てることが一生に1度あるかないかのイベントであるように、住宅ローンを利用する機会も初めての人がほとんどでしょう。
ここでは、注文住宅でフラット35を利用する際の、流れについてご紹介します。
■フラット35とは? 借り入れする金融機関を調べる方法
フラット35は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する住宅ローンで、返済期間が最長35年であることからフラット35と名付けられました。
各金融機関の借入金利・融資手数料などは、住宅金融支援機構の公式サイト内にあるフラット35のコーナーで、全国47都道府県から調べることができます。
■フラット35の申し込み前に資金計画を
フラット35に申し込む前に、返済期間や返済額などの資金計画を立てることが必要です。
まず最初に家族とどのような生活をするかをイメージをして、家を建てるための土地を探します。
その後、注文住宅を建てるハウスメーカーや工務店と、家の間取りや外観、設備など建物にかかる費用の打ち合わせをして、土地取得費用と注文住宅にかかる費用、その他諸費用を合算して借入金額を確定します。
総額が決まったら、世帯の総収入や毎月支払う金額などと照らし合わせ、資金計画を確定してからフラット35の申し込みとなります。
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■フラット35申し込みから入居までの流れ
フラット35の一般的な手続きは、「住宅を建築する場合」「新築住宅を購入する場合」「中古住宅を購入する場合」それぞれで異なりますが、ここでは「注文住宅を建築する場合」について説明します。
・書類を揃えて各金融機関にフラット35での借り入れの申し込みをすると、審査が行われ約1~2週間で審査結果の連絡がきます。
・審査が通ったあとは、検査機関に設計検査の申請を行い、合格するといよいよ新築の注文住宅の着工となります。
戸建ての場合、工事の途中で検査機関に中間現場検査の申請を行い、合格通知を受ける必要があります。
・工事が完了して竣工となると、最後の検査となる竣工現場検査の申請を行い、適合証明書を受け取ったら取扱金融機関に提出します。
・その後、借り入れる方と取扱金融機関で融資の契約を行い、資金を受け取ってから支払いの決済を行います。
この時、同時に抵当権設定手続きも行います。
以上の審査や検査、融資~決済を経て、晴れてマイホームへの入居となります。
申し込み前の建築業者との打ち合わせや資金計画、申し込み後の審査や申請など長期間にわたりますが、建てる家のプランさえしっかり決まっていれば、あとの手続きは建築業者と相談しながら進められます。
以上が、注文住宅でフラット35を利用した際の一般的な流れとなります。
注文住宅の建築をご検討の際に、参考にして頂けましたら幸いです。
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