都内勤めで郊外に住宅を建てる際の注意点

新築で注文住宅を建てよう、と計画するときの選択肢に最も大きな影響を与えるポイントのひとつ「通勤時間」について、柔軟に検討する方が増えています。都内中心部の企業にお勤めで、多様な働き方を実現される方が、新築注文住宅を郊外に建てる際、必ず検討しておきたいポイントを紹介します。

【これからの「通勤範囲内」をどう考える？】

テレワークの導入、働き方改革、リスク分散などなど、これまでの「通勤スタイルや働き方」が劇的に変化しています。コロナ禍が落ち着いた後も、テレワークや2拠点以上で働くといった働き方の選択肢を定着させる会社は少なくないでしょう。

「都内へ毎日の通勤となると、郊外まで往復2時間の通勤時間はとても考えられないけれど、週に1・2回の出勤なら問題ない」
「地下鉄が延伸して、1本で通えるようになった。座って通勤できるなら、時差通勤も可能になったし郊外の始発駅の方が楽かもしれない」

今まで「郊外の土地代が安いとは言っても、片道1時間を超えるのはちょっと……」と都心部だけを検討してきたご家族も、郊外の市区町村を選ぶことで価格、土地の広さ、生活スタイルの選択肢が大幅に広がるようになりました。


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【テレワークスペースに求められるポイント】

郊外に新築注文住宅を建てる最大のメリットは、土地取得に必要な費用の安さ、条件の良い広い土地の取得のしやすさです。

郊外の広い敷地だからこそ、ゆったりしたリビングや十分な収納スペース、複数台置ける駐車スペースに趣味に使える個室といった「理想の住まい」を叶えることができます。

そんな豊富な選択肢を実現できる郊外での新築注文住宅で「テレワーク」をするなら、毎日多くの時間を過ごすことになる「テレワークスペース」を充実させましょう。「郊外に建てる広い新築注文住宅」で快適な働き方ができる「テレワークスペースのチェックポイント」をピックアップしました。

・テレワークスペースの数

テレワークスペースについて、意外と忘れがちなのが「テレワークスペースができる場所の数」です。現時点ではテレワークをする方がお一人でも、将来的にずっと「ひとりだけ」とは限りません。たとえばお子さんが進学して学校の授業をオンラインで受けるようになるというケースもあるでしょう。また、テレワークできるスペースがいくつかあることで、ちょっとした「気分転換」にもなります。

テレワークスペースとして「独立した書斎」を用意するほかにも、家族それぞれに独立した寝室のコーナーに家族分のデスクを用意したり、リビングダイニングや廊下、階段の踊り場などの共有スペースに多目的コーナーを設けたりといった選択肢を複数用意してみてはいかがでしょうか。

・テレワークスペースの通信環境

一戸建てで気をつけなくてはならないのが、インターネットの通信環境が安定しているかどうかです。「2階ではよくwifiが切断されてしまう」「web会議システムが使い物にならない」という状況にならないよう、ルーターの設置場所や必要に応じて有線を配置するといった工夫が必要です。

・テレワークスペースの防音性

仕事に集中するという意味でも、セキュリティという意味でも、テレワークスペースにはある程度の防音性が求められます。家族の一体感を優先しすぎて、家のどこにいても『Web会議中に家族は一切声を出せない』状態では不便で仕方がありません。防音室ほどの高額な設備は使わなくても、防音パネルの設置やレイアウトで、通常の会話程度の問題は軽減できます。

・勤務時間とプライベートの切り替えを

テレワークを長期間続けている方のご意見として多いのが「勤務時間とプライベートの切り替えが難しい」というお声です。確かに、出勤時間があいまいになったり、夜中にふと思いついて作業を始めてしまったり……と言ったことが起こりやすい環境です。

「通勤時間」という強制的なスイッチタイムがないテレワークですから、意識して切り替えしやすい環境を作るとよいでしょう。働き方改革にも関係します。

たとえば、屋上や広いバルコニー、周囲の視線が気にならないウッドデッキなど、「外気」に触れるのも一つのアイデアです。軽くストレッチをしたり、外の景色を眺めながらコーヒーを飲んだりすることでオンとオフの切り替えがスムーズに。郊外の豊かな自然が目に入る環境なら、リラックス効果も期待できます。

ほかにも、テレワークスペースには鍵をつけて勤務時間以外は使わないようにする、あえて階段の上り下りをしてちょっとした運動が自然にできる配置にするといった「不便さを利用した工夫」をするという手もあります。

【「東京都内まで約一時間～二時間未満」の土地探しのお手伝い】

アルネットホームは、埼玉県を中心に千葉、茨城、群馬、栃木といった北関東エリアで40年以上新築注文住宅を手掛けてきました。

「働き方の中心がテレワークだからこそ、家族みんなが快適にすごせる家づくりにこだわりたい」というお客様の声を丹念に集め、間取り例や住宅展示場に反映させています。

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