住宅を新築するとき、選択肢の一つとして賃貸併用住宅があります。
聞き慣れない方も多いかと思いますが、賃貸併用住宅にしてよかったという話もよく耳にします。
今回は、賃貸併用住宅とはどのようなものか、メリット・デメリットについて考えていきたいと思います。
■賃貸併用住宅とは?どのような方が賃貸併用住宅を建てているの?
賃貸併用住宅とは、自分自身の居住スペースと、人に貸し出す賃貸住宅スペースが共存する住宅のことを指します。
賃貸併用住宅を建てているのがどのような方かと言うと、大きく三通りに分けることができます。
まず一つ目は、
住宅を建てる敷地が十分にある一方、自分自身の家族が少人数というケースです。
敷地に対して建物が小さ過ぎると庭が広くなって手入れに手間がかかります。
ですが、必要以上に広い建物を建てても管理が大変になるだけで意味がありません。
そのような方にとって賃貸併用住宅は、土地の有効活用となります。
二つ目は、
住宅を建てる為に組んだローンの返済を賃貸収入によって、補填したいと考えている方です。
どの程度を賃貸のスペースにするかにもよりますが、返済額のほとんどを賃貸収入で賄うことが可能な場合もあります。
三つ目は、
賃貸住宅経営を考えている人が、低金利で借りられる住宅ローンを利用する為に賃貸併用住宅を建てるケースです。
住宅ローンは、通常であれば賃貸住宅の建設資金として借り入れることはできませんが、自身の居住スペースが50%を超える場合は、住宅ローンとして借り入れることができます。
そのため普通のアパートを建築するのではなく、金利の安い住宅ローンを利用して賃貸併用住宅を建てる方も増えています。
■賃貸併用住宅のメリットとデメリットは?
最近注目を集めている賃貸併用住宅ですが、もちろんメリットもあればデメリットもあります。
主なものをピックアップしましたので、参考にして頂ければと思います。
<賃貸併用住宅のメリット>
・家賃収入を得られる
・住宅ローンを利用して賃貸住宅を所有できる(自身の居住スペースが50%超の場合)
・相続税、固定資産税の節税が期待できる
・お子さんが成長すれば賃貸部分に居住を予定、また高齢になった両親を引き取るために、二世帯住宅にリフォームするなどの変化に対応しやすい
<賃貸併用住宅のデメリット>
・賃貸住宅の空室リスク
・普通の住宅よりメンテナンス費用が多くかかる
・入居者とのトラブル、入居者間のトラブルが発生するリスク
賃貸併用住宅にすることで、多くのメリットが得られる一方、デメリットも少なからずあるようです。
賃貸併用住宅のメリット・デメリット両方を勘案して、建設会社とよく相談されて進めていただきたいと思います。
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