住宅関連ニュース~住まいの今を伝える~

「屋根裏」「小屋裏」注文住宅の収納スペースとして


「屋根裏」「小屋裏」と言えば、折り畳みはしごで出入りする暑くて埃っぽい収納スペース……と思っていませんか?
「せっかく注文住宅を建てるなら分譲戸建てとはちょっと違う、ユニークな間取りや画期的な収納がある家に住みたい」……まだまだ「一生に一度の買い物」であることが多いマイホーム、知恵や工夫で家族にぴったり合った間取りに仕上げたいと思うもの。

今回は「屋根裏」「小屋裏」と呼ばれる空間についてご紹介いたします。




【屋根裏、小屋裏、天井裏……違いは何?】

屋根裏部屋、小屋裏の換気、天井裏の配管……こんな言葉と一緒によく使われる「〇〇裏」という表現。建築基準法では以下のように定められています。

引用:階とみなさない小屋裏物置等の取扱い(住宅系用途のみ)
『小屋裏』とは小屋組によりできる三角形状の空間をいい、『天井裏』及び『床下』とは階の下や階と階の間にできる余剰空間をいう。『小屋裏』、『天井裏』及び『床下』の空間を物置に利用することを称して『小屋裏物置等』という。
建築基準法第92条、同法施行令第2条第1項第八号



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「屋根裏」と「小屋裏」に法律上定義された違いはありません。一般的には「屋根裏」はその形状に関わらず建物の「屋根」と「居室」の間の空間のことを指す、少し広い意味を持つ言葉と言ってもいいでしょう。
この屋根裏の使い道、一般的には「1.4mの高さ制限、屋外への入り口の制限」などの基準を満たすことで、延べ床面積に算入せずに収納空間を確保することができます。

使い方としては、大型家電の空き箱や子どもの思い出の作品、旅行や季節の飾りで使うアイテムなど「大きくてかさばるもの」の収納場所として人気があります。



【平屋の有効スペースを小屋裏収納に】

「ゆったりしていて、家族の気配をいつも感じられる家づくりがしたい」お客様に、人気がじわじわと広がっている平屋。平屋の有効スペースを使って「小屋裏収納」を設けられるお客様が非常に多く、平屋だからと言って、収納スペースが少ない……ということはありません。

実際にどんな平屋が建つのか、平屋なのに収納スペースが多く確保された造り、その実例が知りたい!という方は、「平屋の展示場」「建築実例集」をぜひご覧ください!



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